静岡県浜松市の懐石いっ木 一木さんを取材させていただいた。
人口の比率で考えるとほとんどがローカルの人々。その方々の嗜好をいかにとらえていくかが大事になってくると一木さんは考えています。
東京は最先端の料理が受け入れられる。でも地方では必ずしもそのスタイルが取り入れられるとは限らない。地元の人が慣れ親しんだ味が好まれる。でもそれを出し続けていると飽きられてしまう。だから最先端の味を上手に取り入れていく。その匙加減が職人として必要とされる感性ではないかと一木さんは語ってくださいました。
京都で修行したのち、地元の静岡県に戻って店いた一木さん。日本料理部門で県知事賞を受賞したその技術と職人としての確固たる哲学をご覧ください。
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